支援活動だより185_webbook
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知的財産支援活動だより2017年10月号(No185) 15 1.日  時 :平成29年8月19日(土) 11:30〜12:20(ステージ)                      15:25〜16:15(工作)             8月20日(日) 15:50〜16:50(ステージ)                      11:40〜12:30(工作)2.場  所:梅田ハービスホール3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:知財授業、発明工作授業5.対  象:一般 約180名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:8月19日(土)柳瀬智之、中山聡、冨田光治       8月20日(日)古田昌稔、村井康司、柴尾猛8.コメント: 昨年に引き続き、梅田ハービスホールで開催された「青少年のための科学の祭典大阪大会2017サイエンス・フェスタ」に参加してきました。関西最大規模で開かれる家族向け科学イベントであるサイエンス・フェスタは、中学・高校・大学の科学部・民間の科学サークル・科学技術館・企業などが、さまざまな趣向を凝らした理科実験・工作教室を行う一大イベントです。イベント開場後は小学生・中学生・高校生・保護者や理科の先生などで、あっという間に会場は熱気に包まれました。 日本弁理士会近畿支部として、二日間にわたり、知財授業「君も今日からエジソン」と発明工作授業「紙コップと特別なフィルムを使って万華鏡を作ろう!!」をそれぞれ2回実施しました。 発明工作授業「紙コップと特別なフィルムを使って万華鏡を作ろう!!」では、抽選で選ばれた子どもたちがホログラムフィルムを使った万華鏡作りに取り組んでくれました。低学年から高学年の小学生が主な参加者でしたが、一生懸命に創意工夫をしてオリジナルの万華鏡を作ってくれました。また、未就学の小さい子どもたちは父母等の助けを借りながら万華鏡を楽しみながら作っていました。参加者は、講師が説明する方法に従って、それぞれ趣向を凝らし万華鏡の作成に取り組み、光の見え方の違いを楽しんでくれたのではないかと思います。 知財授業「君も今日からエジソン」においては、大勢の子どもたちと大人たちが見守る中、ステージのある会場で行いました。いつもの教室とは少し勝手が違い、ステージと客席との距離感に戸惑うこともありましたが、講師がステージに上らず客席におりて発明品を紹介するなどして、観客席の参加者と一体感を出すようにして盛り上げました。また、後半の「クイズタイム」では、小さな子どもたちから中高生までもが手を上げて参加していただき、あっという間に50分が経ってしまいました。知財授業を通して、物づくりやそこに詰め込まれたアイデア、発明がとても価値のあるものであるということ、そしてそれらを尊重する心が大切であるということを参加者に伝えることができたのではないかと思います。また、弁理士という仕事を紹介することができ、とてもうれしく感じました。 サイエンス・フェスタでは、小さな子どもたちから高校生、大人まで多くの人が真剣に、楽しく科学の面白さを体験していました。このようなイベントにおいて、今後も知財授業、発明工作授業を通じて、発明を踏まえた科学の面白さを少しでも子どもたちへ伝えて行ければよいことであると感じました。近畿支部知財授業担当 柴尾猛「知的財産特別授業」青少年のための科学の祭典大阪大会サイエンス・フェスタでの講師陣の様子

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