支援活動だより185_webbook
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4 知的財産支援活動だより2017年10月号(No.185)「UNITT Annual Conference 2017」について知的財産支援センター第2事業部 部員 鶴木富紀子部員  西野卓嗣 平成29年9月8日(金)〜9日(土)の2日間にわたり、東京都目黒区の東京工業大学 大岡山キャンパスにおいて、一般社団法人 大学技術移転協議会(UNITT)主催の「アニュアル カンファレンス 2017」が開催されました。 本年度も、大学、TLO等の知財、技術移転部門の担当者及び専門家が集い、参加者は510名で、日本弁理士会からも約60名が参加しました。オープニングリマーク及び基調講演に続く全体セッションにおいて、大学発明の産学連携部門での取組みの実績や展望が、5セッション会場(A〜E)に分かれ活発な議論・情報交換が行われました。 また、日本弁理士会では、協賛セッションとして、Ⅰ「特許基礎講座」及びⅡ「大学の特許価値を高めるために〜米国の権利行使事例〜」の2セッションを開催いたしました。 以下、「UNITTアニュアル カンファレンス 2017」で設けられた各セッションのテーマ名の紹介後に、オープニングリマーク及びUNITT会長の藤嶋昭氏の基調講演の一部を簡単に紹介します。 次いで、日本弁理士会の協賛セッションⅠ「特許基礎講座」及びⅡ「大学の特許価値を高めるために〜米国の権利行使事例〜」の2セッションについて、その概略を紹介します。― 各セッションのテーマ名 ―(1日目)・A1「大学発技術シーズの活用事例」・B1「著作物の取扱い 〜ライセンス契約や活用にあたって知っておきたい論点」・C1「特許の管理、戦略、マーケティング 〜海外の成功事例、ツール、サービス」・D1「研究支援としてのファンドレージング」・E1「特許基礎講座(日本弁理士会協賛セッション)」・A2「海外大学の産学連携/技術移転 〜大学によるプロ・イノベーション活動〜」・B2「アカデミア発 シーズの早期産学マッチングシステム(AMEDスポンサー・セッション)」・C2「利益相反と技術流失防止マネジメント 臨床研究法にどう対処するか」・D2「EDGEプログラムの総括とEDGE NEXTの課題」・E2「共同研究基礎講座」(2日目)・A3「躍進する中規模大学の取組とスモールオフィスマネジメント」・B3「戦略的かつ柔軟な共同研究契約締結に向けた≪さくらツール≫の活用」・C3「知財支出と収入のマネジメント 〜『日本版仮出願制度』の活用方策を含めて」・D3「大学発ベンチャー育成への取組と課題」・E3「RTTP(国際認定・技術移転プロフェッショナル)になろう!」・A4「文系の産学連携」・B4「産学連携とURAの協働 ―URAの代表的な活動事例をもとに考える―」・C4「大学の特許価値を高めるために〜米国の権利行使事例をもとに〜日本弁理士協賛セッション)」・D4「大学が特許権を取得する理由」・E4「ライセンス基礎講座」

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