支援活動だより186_webbook
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知的財産支援活動だより2017年11月号(No.186) 15 1.日  時:平成29年9月14日(木) 10:45~12:152.主  催:横浜市立峯小学校3.場  所:横浜市立峯小学校 音楽室4.テーマ:職業紹介「働くことについて考えよう。」5.対象者:小学6年生2クラス(合同)6.参加人数:60名(2名欠席)7.講  師:関東支部知財教育支援委員会 委員   高原千鶴子       関東支部知財教育支援委員会 委員   高橋友和       関東支部知財教育支援委員会 副委員長 杉岡真紀       関東支部知財教育支援委員会 副委員長 美川公司8.内  容: 毎年行っている峯小学校の授業ですが、今年は6年生2クラス(計60名)の生徒さんに音楽室に集まってもらって、合同の知財授業を行いました。前半の40分程度行う「君も今日からエジソン」の電子紙芝居については、内容としては、小学生に分かりやすく、興味をもって見てもらい、かつ、印象に残るようなものにしたいと考えて、既存の「君も今日からエジソン」に修正を加えて小学校6年生向けに仕上げました。その結果、従来からある偉人達がした発明の中に、日本人の小学生と中学生の発明を取り入れました。 実際の授業で、生徒さんが盛り上がったのは、普段から慣れ親しんでいる「カップラーメン」や「回転寿司」とならんで、小学6年生の神谷明日香ちゃんの「空き缶分別箱」、小学4年生のはるかちゃんの「ハルカのペーパースコップ」、中学3年生の太田さんが発明した「自動ブレーキ付きベビーカー」でした。子どもがした発明だよ!と付け加えると、「えー本当~?」というようなどよめきが起こり、ジッパーや絆創膏のときとは違う生き生きとした表情をして○×クイズに参加してくれました。生徒さんに自分達も努力しだいで、あのような発明ができるのだと分かってもらえただけで知財授業をした甲斐がありました。 後半の40分程度は、講師それぞれが作成したオリジナル「弁理士の職業紹介」であり、内容としては、弁理士になろうとした動機、弁理士になるための条件、弁理士になって良かったこと・大変だったこと等の仕事の内容でした。時に難しいスライドも含まれていましたが、あくびをしたり、私語をしたりする生徒さんは見当たらず、皆、興味深そうに耳を傾けてくれました。プレゼン中、「算数や理科が好きじゃないと弁理士になれないと思わないでね、好きじゃなくても弁理士になれるよ」というような話しをして、最後に、「弁理士は、皆さんを応援しています。」の言葉で知財授業を締めくくりました。全体を通して子供達がのびのびと楽しく授業を受けてくれたのが良かったと思います。関東支部 知財教育支援委員会 委員 高原千鶴子「知的財産特別授業」横浜市立峯小学校

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