支援活動だより186_webbook
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20 知的財産支援活動だより2017年11月号(No.186)1.日  時:平成29年10月22日(日) 14:00~14:30                      15:00~15:302.主  催:千葉市生涯学習センター ちばまなびフェスタ3.場  所:千葉市生涯学習センター4.テーマ:オリジナル工作でキミも「発明家」!5.対象者:小学校低学年前後の児童6.参加人数:1回目:児童5人+保護者2人、2回目:児童17人+保護者8人7.講  師:関東支部知財教育支援委員会 佐藤高信、谷島隆士、金子彩子8.内  容: 台風の影響で集客に不安がありましたが、小学校低学年を中心に、園児から小学校中学年の児童まで集まってくれました。 導入として、人気ブランドのスニーカーの特許を例に、「たくさんの工夫をして、速く走れるようにしたすごい靴。この靴のもっとすごいところは、20年間誰にもマネされないこと。それは、特許があるからだよ。」と、特許と弁理士の仕事について簡単にお話しました。 次に、電子紙芝居「発明ってなあに」を講師全員で演じ、「簡単な工夫でも、工夫して作ったものは、発明だよ。」と学びました。 メインの発明工作では、「スポーツ観戦時、片手にはお菓子の紙皿、片手には飲み物の入った紙コップ。片手で持ってスポーツを応援したい。」を課題に、紙コップと紙皿を使い、児童1人1人が工夫して、片手で持てる道具を発明しました。受講者は皆熱中して、手が止まってしまう子もおらず、授業時間後も続けてくれた子もいました。最後に、児童1人1人の発明作品の中の工夫を、講師が全員に発表しました。「自分の頭で考えて、一番いいと思ったものを作ってみる。もっといいものを目指して、また改良してみる」という、発明することの楽しさが、少しでも伝わったと思います。 今回のイベントの特徴は、保護者の方に多く参観頂いたことです。近年、キットを組み立てるだけの工作も多くありますが、子どもは、自分が解決したい課題を見つければ、身近な道具と材料で、工夫を凝らした発明作品を作れるということを、保護者の方にも気づいて頂けたかと思います。また、特許制度や弁理士の仕事に興味を持って頂き、授業後、ご質問下さった保護者の方もいらっしゃいました。関東支部知財教育支援委員会 金子彩子「知的財産特別授業」ちばまなびフェスタ

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