支援活動だより186_webbook
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知的財産支援活動だより2017年11月号(No.186) 29 1.日  時:平成29年9月30日(土) 13:30~16:002.場  所:名古屋商工会議所 3階第5会議室3.実施者:主催・運営:東海支部4.内  容:知的財産訴訟の実際とそこに至る攻防~訴訟で損しないために~5.対象者:一般市民、中小企業者、知財担当者など(85名)6.担当部署:東海支部 知的財産権制度推進委員会7.講  師:東海支部 知的財産支援キャラバン隊 弁護士・弁理士 川岸弘樹8.コメント: 一般的な民事訴訟の流れを説明し、知財訴訟との違いについて対比しつつ、特許等侵害訴訟の専属管轄、勝訴率等について説明しました。 具体例として、買い物籠を仮想事例に挙げて説明しました。また、実際の訴訟としてTRIPP TRAPP事件を例に挙げて説明し、一方で不正競争防止法の取り扱いや、応用美術の著作物性について判例を説明しました。 また、訴訟対策として先使用権について説明しました。先使用権は、提出された証拠に基づいて総合的に判断されます。そのために、種々の証拠について公証役場で確定日付を付与する手続等について説明しました。 その他、証拠保全、仮処分、裁判上の和解について、メリット、デメリットを説明しました。 講義終了後に全体で4問ほど質問をいただきました。非常に活発に質問が出たように思われます。 また、その全体の質問後にも受講者から個別に質問をいただき、講義終了から1時間程度対応しました。 質問の多さからしまして、講義内容に関心をもっていただいたということで嬉しく思いました。東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員長 一色昭則「第2回休日パテントセミナー2017in名古屋」セミナーの様子

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