支援活動だより186_webbook
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42 知的財産支援活動だより2017年11月号(No.186)1.日 時:平成29年9月29日(金) 18:30〜20:002.場 所:ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)北館3階309号室3.主 催:近畿支部、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)4.テーマ:「中小企業が大企業とわたりあう知財活用のコツ」〜ノウハウ保護を中心に〜5.講 師:岡本智之6.参加者:17名7.講義内容: 知的創造サイクルによれば、研究成果を権利化、研究開発費用を回収、再び新しい研究開発のために、産業財産権の活用が求められている。しかしながら、大企業・中小企業に関わらず、多くの企業では権利取得がゴールになりがちである。競合他社を市場から排除する、または、寡占市場に入り込むために権利を活用した企業知財戦略活動を行うことが重要である。具体的な活動には、ビジョンを策定する必要がある。そして、我が社の強みの性質によって保護の方法を決める。技術面の知財に関していうと、権利化による保護、又は、ノウハウとしての保護が、具体的な活動の両輪となってくる。 ノウハウの保護は、不正競争防止法で保護が図ることができる。ノウハウ保護は、権利取得以上に競争力に貢献できるが脆い。したがって、社内全員の意識が重要である。元従業員等によるノウハウ流出事例の紹介があった。 ノウハウ保護に関して、秘密管理性+秘密明確性の概要及び求められる管理の程度について事例を基に説明があった。有用性及び非公知性に関しても、同様に概要と事例を基にした説明があった。 ノウハウ保護の業務における具体的な対応方法や教育・啓蒙に関して事例とともに説明があった。 ノウハウ保護に関して、証拠保全の目的の説明と具体的な方法として、事実実験公正証書、タイムスタンプの説明があった。近畿支部知財普及・支援委員会 上西敏文平成29年度知的財産権に関するセミナーinMOBIO-Café(第1回)セミナー風景
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