支援活動だより188_webbook
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知的財産支援活動だより2018年2月号(No.188) 17 1.日 時:平成29年12月20日(水) 10:25~11:552.主 催:神奈川県立吉田島高等学校(ご担当:市川広行先生)3.場 所:神奈川県立吉田島高等学校4.テーマ:知的財産権5.対 象:総合学科選択クラス 3年生 計8名(9名の一人が欠席)6.講 師:関東支部知財教育支援委員会 佐藤高信7.内 容: 神奈川県立吉田島高等学校の市川広行生から、先生が担当されている総合学科選択クラスの授業で、弁理士会に「知的財産権」の出張講義の依頼があった。 先生が担当されている、水曜日の3時間目と4時間目の10:25~11:55の90分に休憩時間10分を挟んで、40分+40分の授業を行った。前半の40分で、①特許、②実用新案、③意匠、④商標の説明を、後半の40分で、⑤著作権と⑥不正競争法の説明を行った後、⑦カップヌードルの分解と⑧ペーパータワーの工作を行った。 吉田島高等学校は、数年前まで吉田島農林高等学校という農業・林業系の高等学校で、同校の所在地の開成町は、明治期に開発された「弥一芋」の復活を掲げて「開成弥一芋」の商標登録をしてブラント化を進めており、同校でも授業の一環として栽培している。その商標公報を配布して、商標の説明をすることにより、知的財産権について身近に感じていただくことができた。また、イチゴについては、「あまおう」は商標で、「とちおとめ」は品種登録であるとの説明にも、興味を持っていただいた。 神谷明日香さんの「空き缶分別箱」をはっぴょん通信を用いて説明し、①小学生が夏休みの宿題でした発明が特許になったことから身近なことが特許になることから発明について近親感を持っていただき、②丸山先生のアドバイスが特許に結び付くにあたって有効であり、弁理士の仕事についても理解していただいた。 男子4名、女子4名の計8名だったので、男子チームと女子チームで、⑦カップヌードルを分解して、どのような発明があるかを検討することにより、活発な議論がなされ、特許について理解できたようである。⑧ペーパータワーの工作も、それぞれのチームで一生懸命に取り組んで、両方のチームが同じ高さとなり、結果は引き分け。最後にみんなでペーパータワーをバックに写真を撮って、有意義な知財授業となった。関東支部知財教育支援委員会 佐藤高信「知的財産特別授業」神奈川県立吉田島高等学校
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