支援活動だより189_CTP
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知的財産支援活動だより2018年3月号(No.189) 17 1.日  時:平成30年2月3日(土) 8:45〜12:45       (イベント開催時間は9:30〜12:30)2.主催者:大田区勤労者共済3.場  所:大田区産業プラザPIO4.テーマ:電子紙芝居+発明工作授業(チリトリ及び回転台)5.対象者:事前申し込みの4歳から小6+その保護者6.参加人数:15組(31名)7.講師(五十音順):       日本弁理士会関東支部 東京委員会大田区担当 岩見晶啓       同 篠森重樹       同 松本慎一郎       日本弁理士会関東支部 知財教育支援委員会委員 高原千鶴子       同 美川公司8.内  容: 東京委員会経由で大田区からご依頼があり、親子で楽しめるイベントとしての新たな企画である「小学生のための発明人材育成セミナー」を開催し、電子紙芝居による発明/弁理士等に関する講義と、チリトリ及び回転台を題材とした発明工作授業を行いました。 初めての企画であり、昨年10月〜12月にかけての告知チラシの作成から携わりました。その後大田区による募集に加え、東京委員会及び知財教育支援委員会等に協力を仰いで募集をした結果、上記の参加者を得ました。 内容としては、当初30分で電子紙芝居による講義を行い、その後の約二時間半で発明工作授業を行いました。主担当は、電子紙芝居を高原会員が、総合司会と発明工作授業を美川が分担し、東京委員会の会員方には、危険防止のための見守りや資材配布等をサポートして頂きました。 電子紙芝居による講義では、参加者の学齢が当初の予定よりも低くなることが事前に判ったので、コンテンツの内容を多少変更して行いました。参加者の集中力も高く、予定通りの講義ができたと考えます。 発明工作授業では、最初にチリトリを題材とした授業を行い、保護者を交えながらオリジナルチリトリの作成に取り組んで頂きました。作成したチリトリを使い、主催者が予め用意した模擬ゴミとゴミ箱を使った実験を行い、その結果判った不具合を修正して更に改良する、といった発明のサイクルが、自然とできていました。通常の同種イベントよりも時間的な余裕があったことから、各組ごとにオリジナルなチリトリができたと考えます。 今回は発明工作授業に割り当てられる時間が長かったので、二つ目の題材として回転台に取り組んで頂きました。工作のスピードには個人差があるため、チリトリが出来上がった組から順に、回転台の課題と材料の説明等を個別に行いました。なお、工作材料は、チリトリと回転台で、規定数分をそれぞれ別個に準備しました。 全体的に高い集中力をもって参加頂き、セミナーとしての目的も達成できたと考えます。大田区のご担当者の方も、「こんな小さい子供達がこれほど集中力を発揮するとは思わなかった。新しい発見ができ、感動した。」等の感想を述べておられました。更に東京委員会の委員の方々知的財産特別授業 小学生のための発明人材育成セミナー

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