支援活動だより189_CTP
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知的財産支援活動だより2018年3月号(No.189) 19 1.日 時:平成30年2月14日(水) 13:25〜15:152.主 催:東海大学付属市原望洋高等学校3.場 所:東海大学付属市原望洋高等学校 松前記念講堂4.テーマ:知的財産特別授業5.対象者:1学年全クラス(8クラス)6.参加人数:335名(生徒:317名、先生18名)7.講 師:日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 久米輝代 日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 金子彩子8.内 容: 今回の知財授業は、高校現代文明論の一環として「知的財産」についての基礎的知識を習得することを目的として、1学年全クラスの生徒を対象にして5時間目・6時間目を通して「1学年知的財産講演」と題して行われました。 生徒たちは、昨年11月に学校の先生による「知的財産とは」という知的財産についての導入の授業を受けており、今回の5時間目に、生徒による身近なアイデア商品・便利な商品についての研究発表を行い、次年度(2学年)には生徒が商品開発を行うということで、今回は、弁理士の仕事を含めた知的財産のこと、著作権のこと、最近の傾向、次年度の商品開発に向けてのヒントとなるような身近なアイデア商品を開発する流れなどについての授業をして欲しい、という要望が事前の打合せでありました。そこで、5時間目の各クラスの代表チームによる生徒の研究発表を聞いて、採点・講評などを行った後、6時間目として、まず前半は金子委員が、弁理士の仕事も含めて、人気ブランドのシューズを題材に発明・特許について、東京オリンピックのマスコットや人気の洋服店のロゴを題材に商標について、生徒に身近な学校生活やSNSを題材に著作権について、具体例やクイズを交えながら、講義を行いました。そして後半は、汗ふきシートを題材に商品開発のプロセスや、商品開発と知的財産権との関係などについて、具体例を用いて講義を行いました。 今回は、300人以上が講堂に集まって、スクリーンを見るために会場を暗くしての授業でしたが、皆さんマジメに聴いてくださり、一生懸命メモをとったりして、全体にとても意識が高く、やる気のある生徒たちで、知的財産権についての知識も高まり、また、次年度に向けてのヒントにもなったことと思います。 最後に、生徒代表からお礼の言葉をいただきました。また、授業終了後に校長室で校長先生や担当の先生ともお話する時間がありましたが、具体例を挙げてわかりやすく説明していただいてありがとうございました、と感謝の言葉をいただくとともに、また来年以降もよろしくお願いします、とのお言葉もありました。関東支部 知財教育支援委員会 久米輝代知的財産特別授業(東海大学付属市原望洋高等学校)
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