支援活動だより189_CTP
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36 知的財産支援活動だより2018年3月号(No.189)1.日 時:平成30年1月23日(火) 13:45〜14:302.場 所:神戸市立美野丘小学校 3.名 称:「知的財産特別授業」4.内 容:君も今日からエジソン5.対 象:6年生2クラス75名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講 師:水田愼一、片岡眞8.コメント: 寒波の到来で冷たい風が吹き、雪交じりの小雨が降ったり止んだりする中、神戸の山の手にある灘区の美野丘小学校を訪問させて頂きました。かなりの傾斜地に、全周を窓に囲まれた円形のお洒落な校舎が目を惹きます。海側を見れば神戸の港が一望できる素晴らしい眺望。ここで育つと生半可な景色では満足できなくなりそうです。 特別教室に膝を詰めて座り、知財授業の始まりです。司会は水田弁理士。本当の初回から知財授業を実施しているベテランです。我々の可愛いアシスタント、ぬいぐるみのチャッピー君で児童達の緊張をほぐすのもお手のもの。動きの秘密を明かすと、児童達もしっかりと授業に入りこみました。冒頭のエジソンの紹介では、たくさんの児童がエジソンの発明について発表してくれ、私たちの方が圧倒されます。身近な不便を紹介し、解決案を一緒に考えてもらいます。男子女子問わず、たくさんの児童が積極的に手を挙げて解決案を発表してくれます。面白い案を紹介してくれる楽しい男子に皆爆笑です。解決案の発明品の数々を紹介すると、興味津々で聞いてくれます。 寸劇では六年生の先生が悪役を熱演してくれました。我々の用意した衣装を着て登場すると、児童達は大変な盛り上がり。「発明家が一生懸命開発した発明品と、その発明品を真似しただけで安く売る悪役と、どちらから買いますか?」という質問には、発明家が可哀想だから発明家から買うという意見が大半を占めていました。発明家役の私の名演技のおかげでしょうか。弁理士が登場して特許権を取っていた発明家を助けてくれました。弁理士の活躍を見て発明と特許と弁理士の関係をわかってくれたのではないでしょうか。 盛り上がり過ぎて最後のクイズコーナーの前に時間となったのですが、先生の好意で5分延長して頂き、駆け足でクイズを終わらせました。いくつかの発明が日本人のものだと言うことに驚きの声が上がっていました。カップヌードルが日本人の発明であることを知っている児童はたくさんいましたが、麺が浮いていることや麺の密度が異なることが特徴であることは知らない児童が多く、驚いていました。延長して終わったにも関わらず、終わった後も展示しておいた発明品を触ってみて歓声を上げるたくさんの児童達。終わってから質問に来る児童もいて、この刺激がきっかけとなって発明家が生まれてくれれば嬉しいな、と思いながら雨の止んだ高台から最高の眺望を楽しみながら麓の駅まで歩いて下りました。近畿支部知財授業担当 片岡眞※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です「知的財産特別授業」神戸市立美野丘小学校興味津々の児童達に講義を行う講師
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